車の下取り価格に納得がいかない場合の対処法
2017年3月17日更新
車を買い替えるので古い車を下取りしてもらったけど・・・
「思っていた以上に下取り価格が安い(-.-)」
車を下取りに出すと、こんな風に思う方はとても多いです。
何か物を売ったりする時ってだいたい希望金額よりも安くてショックを受けることって多いですよね(^_^;)
「もう少し高くならないかな・・・」
そんな時は誰もがこう思うはずです。
車の場合は金額が大きいので余計にショックが大きいし、下取りの場合は特です!
そこで、「まあこんなもんだわな・・しょうがないわ」
なんて思ってそのまま諦めてしまう方も多いですが、
でもちょっと待ってください!!
その下取り価格、もうちょっと何とかなります!
ただ、下取り価格を上げるのは正直難しいので、その理由も含めて「下取り価格が納得がいかない場合の対処法」を解説しました。
車を「もっと高く売りたい」と思っている方は是非参考にしてください。
目 次
下取りの価格はどうやって決まる?
「もうちょっと高くならないの?」
下取り価格を聞いてこんな風に思った方は実際に多いです。
それもそのはずで、下取りは安くなる理由が明確にあるんです。
下取りの参考価格
実は下取り価格って決まった価格表があって、ディーラーはそれを基準にして下取り価格を決めているんです。
しかもそれはネットで「個人情報の入力無し」で見れるんです。
トヨタ下取り参考価格情報
サイトのリンクはコチラ↓↓
サイト名にトヨタと入っていますが、トヨタ車以外の車の下取り価格も見ることが出来ますよ。
ちょっと見てみましょう。
まず「メーカー」「車種名」「年式」の3つを入力します。↓
次に「ボディタイプ」「モデル」を選択します。↓
次は「グレード」「仕様」を選択します。↓
シミュレーション結果(参考価格)が表示されます!↓
このように簡単に下取り参考価格を知る事が出来ます。
車のグレードや型番を調べるのが若干めんどくさいかもしれませんが、簡単にご自身の車の下取り価格を知る事が出来ます!
しかし・・・・
疑問に思った方もいらっしゃると思いますが、この参考価格って簡易的過ぎると思いませんか?
そうなんです!
この参考価格には「走行距離」や「修復歴」など、車の価値にかなりの影響を及ぼす重要な要素が考慮されていないんですね!
車の価値は、他にも「内装・キズ」「売る時期」なども影響を受けますが、それも一切考慮されていません。
下取り参考価格は「車の状態が完璧である」事が前提
下取り参考価格が当てはまる車の条件は?
●「走行距離が基準内である事」
●「修復歴が無い事」
●「まだモデルチェンジの予定はない」
参考価格は上記3つを前提としていますので、上記条件を満たしていなければ参考価格から下がってしまう事になってしまいます。
でもよく考えてみると、上記のような「状態が完璧な車」は少ないと思いますので、基本的には「参考価格から若干下がる」と思って間違いないと思います。
つまり実際にディーラーに車を見てもらわなければ下取り価格がどうなるのかはわからないので、参考価格はあくまでも本当に参考価格です。
ディーラーは下取り参考価格を基準にして、「走行距離」「修復歴」「内装・キズ」「売る時期」を考慮して下取り価格を決めています。
しかし、ディーラーの下取り価格の決め方には「車の価値を決める最重要な要素」が抜けているんです!!
本当の車の価値を決める要素とは?
みなさんは「定価以上の価格」で物を買った経験ってありませんか?
筆者は意外と買う事が多いんですが・・・
最近だと、通常の販売価格よりも全然高い値段で電子たばこのアイコスを買いました(^_^;)
早く欲しいのに品薄状態でなかなか手に入らなかったので仕方なく買ったって感じです。
アイコスが「定価以上」になっているのは「人気」があるからです。
このように「定価以上のプレミアム価格」が付いている商品って「人気がある事」が共通していますよね。
それは車でも一緒で、
「市場人気」+「車の状態」で車の価値は決まるんです。
そして「市場の人気」は車の価値を決める最重要な要素です。
もちろん他にも要素はありますが、「市場人気」は絶対的なものです。
人気があればその他の条件は関係なくなる
極端な事を言ってしまうと、走行距離が多くて条件の悪い車でも市場で人気のある車は価値が高くなります。
逆に言うと、
どんなに走行距離が少なくて状態の良い車だったとしても、人気が無ければ価格は安くなってしまうんです。
それと「供給量」も大きく関係していて、人気車でも市場に台数が多いと価格は上がりにくくなり、少ないと価格は跳ね上がります。
人気がある車は例外なく市場に台数が少ない傾向があります。(回転が速いなど)
【車の価値が高くなる要素】
●「市場の人気」
●「供給量」
●「車の状態」
この3つが車の価値を決めるのに考慮されて、ハマると最高に高くなります!
しかし・・・残念ながら下取りは3つすべてが考慮されないんです・・・
ディーラーの下取り価格は設定が安い
ディーラーの下取り価格を決める基準には「市場人気」「供給量」と言う要素が含まれていないんです|д゚)
ですのでディーラーの下取り価格の設定はとても安くなってしまいます。
下取り価格が安くなる理由は
理由は、「ディーラーは中古車を買い取る事に積極的じゃなく、新車を売る事に重点を置いている」からです。
ディーラーは「新車さえ売れれば問題ない」と思っていて、中古車を転売して利益を得ようとは考えていないので、
「車の下取りは有っても無くてもどちらでも良い」というのが本音なんです!
これを聞いただけでも、「下取り価格が高くなる」とは思えないですよね・・・(^_^;)
しかし、
ディーラーは下取りに積極的でないとは言え、下取りをしたらその車を転売しなければ損をします。
ですので転売はするんですが・・・
ディーラーは中古車販売は得意ではない
中古車を転売して利益を得ようとは考えていないため、リアルタイムな中古車市場の情報に精通していません。
そのため、売れ残りのリスクを出来るだけ少なくしたいのが本音です。
そうなると、最悪の場合は安売りで転売しても大丈夫なように、下取り価格を安くすればリスクを回避できます。
下取り価格の設定が安いのはこんな理由からです。
車の価値は「市場人気」「供給量」で変動しているが、ディーラーの下取り価格にはこの二つは考慮されていない。
ディーラーの下取り価格は安くなる理由というのが少しはお分かり頂けたでしょうか(^_^;)
では、「車をもっと高く売りたい」と思った場合はどうすれば良いのでしょう?
下取り価格に納得がいかなかった場合の対処法
下取りに積極的でないディーラーに、車を高く買い取ってもらう事は正直な所ところ難しいと言うのが本音です!
ですので、ディーラーの下取り価格に納得がいかなかった場合の対処法は、「下取り以外の方法を選択する事」が一番簡単です。
下取り以外の方法を選択する
下取り以外の方法を選択するとは・・・
車を売る一番メジャーな方法は「下取り」ですが、もう一つ「買取り」という方法もあるのです。
「買取り」とは、街の中古車買取専門店に買い取ってもらう方法で、
皆さんも名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、「ガリバー」「ラビット」「アップル」などが有名です。
そして実は「買取り」のほうが「下取り」よりも平均で20万円高く売れるという統計があるのです。
なぜ「買取り」の方が高くなるか?
「買取り」が高くなるのは、「中古車市場」が車査定額の指標となっていて、「市場人気」「供給量」などもしっかりと評価してもらえるからです。
それと、買取には「車を高く売る」ための重要な要素があります。
1社だけの評価と複数評価の違い
「買取り」は「下取り」とは対照的に、複数の車買取店と比較される事が一般的です。
●ディーラーの下取りは「1社だけの評価」
●買取は「複数社の評価」
「買取り」と「下取り」には上記のような特徴があります。
下取りはディーラーの「言い値」になりますが、車買取専門店は他社との査定額競争に勝つために、査定額を高くする以外に方法がありません。
このように「買取り」は車が高く売れる要素があるのが特徴です。
「下取り」と「買取り」の違い
ここで、一旦整理するためにそれぞれの違いをまとめました。
【下取り】(ディーラー)
●「新車を売る事が最大の目的で、下取りはついで」
●「中古車を引き取る事に積極的でない」
●「車の評価に中古車市場人気を考慮しない」
●「下取りは競争相手が居ないのでディーラーの言い値で決まる」
【買取り】(中古車買取専門店)
●「中古車を転売する事で利益を出すのが目的」
●「転売するための中古車を仕入れるのが仕事なので、買い取る事に積極的」
●「車の評価は中古車市場人気をおおいに考慮する」
●「買取りは競争相手が多いので査定額が上がりやすい」
「買取り」の方が高く売れる理由がなんとなくでもお分かり頂けたでしょうか。
車を高く売るなら「下取り」よりも「買取り」を選択する。
「買取り」を選択するだけで、ほぼ間違いなく「下取り」よりも高く売ることが出来ますが・・・
「買取り」で最大の査定額にするには「買取を選択」するだけではダメです!
車の査定額を最大にするには?
「車を売るからには一番最高の査定額で売りたい!」
誰もがこう思いますよね(^^)
どうすれば、買取の査定額が最大になるのでしょう?
査定額はオークションの原理を使って高く出来る
どんな商品でも、欲しい人達の間で「競り」をしてもらう事で価格は上がっていきます!
車を売る時も中古車買取店の間で「競り」をしてもらえば良いのです。
最高入札額競争をしてもらうのです!まさにオークションですね(^^)/
ちなみに「競り」をしてもらう車買取店の数は、「多すぎず少なすぎず」が理想的なので最低4社もいれば十分です。
あまりにも多すぎるとこちらの対応が大変になってしまいます。
車を欲しがってくれる車買取店を簡単に探すには?
「自分の車を買い取りたい」と思ってくれる車買取店を、自分で探すのはかなり大変です!
しかも1件づつ電話をかけていったり、買取店のサイトから1件づつ入力をして査定依頼をしていくのは思った以上にメンドクサイです。
そこで、「車を買い取りたい」と思ってくれる業者を簡単に探すことが出来る「車一括査定」の利用をおすすめします。
車一括査定なら1回だけ自分の車情報を入力するだけで、「車を買い取りたい」と思った買取業者から連絡をもらう事が出来るんです。
車査定額を最大限にするために、複数の業者を簡単に集める事が出来るのでおすすめです!
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「一番高い金額を提示してくれた車買取店に車を売る」というオークション方式を使えば車の価値は最大に出来ます。
まとめ
ディーラーは中古車転売が本業ではないし、下取り価格競争も無いために価格が高くなる要素がありません。
一方でディーラーとは全く真逆なのが車買取専門店で、中古車転売が本業で基本的に買取価格競争が起こるために価格が高くなります。
ですので、車を高く売るなら絶対に中古車買取専門店で買取ってもらう事がおすすめです。
「あなたの車を買い取りたい」業者を簡単に探すには車一括査定がおすすめです。
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