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車一括査定サイトの仕組みを徹底解説!完璧に攻略する方法とは?

2017年6月20日更新

「車一括査定サイトを進める記事が多いけど、本当に大丈夫なの?」

「車一括査定サイトの利用はやめたほうがいいって記事を見かけたりもするし・・・正直不安」

こんな風に思って車一括査定の事を調べている方にはオススメの記事です。

車一括査定の仕組みが理解できるので、おのずと攻略の仕方も理解できるようになります。

 

車一括査定サイトの利用は「便利」「手間を省ける」「効率的に査定額を比較できる」など、メリットが多いので利用をおすすめします。利用するのに全く問題は無いので大丈夫です。しかし・・・たしかに便利がゆえに、その代償が有るのもまた事実なんです。

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代償とは一体何か?

車一括査定サイトの仕組みと、成り立っている理由、便利がゆえの代償、攻略の仕方を解説しましたので参考にして頂ければと思います。

車一括査定サイトはどのように成り立っているのか?車買取会社は儲かるの?

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そもそもこの車一括査定サイトの収益構造はどうなっているのか?

気になりますよね。だって利用は無料なのに1台の車の査定に10~30社もの車買取店が動いて、しかも買取をする事が出来るのは1社だけです。もし10社が車査定に動いたとしたら9社は無駄足で経費が赤字になってしまいます。それでも車買取店は車一括査定サイトへの登録を辞める事はしません。

そして車一括査定サイトを運営している会社は楽天、ヤフー、ウェブクルー、エイチームなどの大企業ばかりで、毎日TVやラジオやらにCM広告費を投じています。大企業が参入していて、これだけ広告費を使っているという事は当然それだけの理由が有るはずです!車一括査定サイトはそんなに儲かるんでしょうかね??

その答えは・・・・

 

ガッポガッポです!!!そうなんです!車一括査定サイトの運営は儲かるし、そこに参加している車買取店も美味しいんです。

そんな車一括査定の収益構造を解説しますね。

車一括査定サイトの収益構造

車一括査定サイト

●広告を出してサイトからユーザーの申し込みを取る

●申し込みのあったユーザー情報を1件3000円程度の情報料を貰って登録している車買取店にメールで送る。

10件の車買取店に送れば30000円の報酬になる
車買取店 ●車一括査定サイトから買った情報のユーザーに連絡を取って車買取交渉をする。 情報料を3000円支払っているが、車を買い取る事が出来ればそれ以上の利益が見込める
ユーザー ●車買取業者を比較するために車一括査定を利用する 複数社に査定依頼する手間を無料で代行してもらえる

 

サイト運営会社はユーザーが登録利用したら、選択された買取り業者に一斉にその顧客情報をメールで送り、顧客情報1件につき、買取り業者から3000円くらいの報酬を貰います。

これは買取りが成立しようがしまいが、車一括査定サイト運営会社は関係なく貰える金額です。

金額は一括査定サイトによって違いますので30000円は例えです。

 

車一括査定サイト運営会社は顧客情報を10社に送ったとしたら3000円×10社=30000円の報酬です。

ユーザー情報をメールするだけなので申し込みを沢山取れたら儲かりますね。5人申し込んでくれたらそれだけで15万円の利益です。1日の申込数は数十件はくだらないんだとか・・・たくさん広告料を使っているのが納得できますね。

でもこれってよく考えてみると・・・・おいしいのは車一括査定サイトだけのような・・・

車買取店は儲からなさそう・・・

車一括査定サイト運営会社はたしかに儲かってそうだけど・・・車買取店は最終的に1社しか買い取れないので、情報料だけ払うパターンが多くて損ばかりしてしまいそうですよね。1案件につき車買取店が10社だったとしたら9社は赤字になるってことになります。確率は10分の1なので決して良い確率とは言えません。しかし実際には多くの車買取業者が登録し続けているのが現状なので、マイナスになる事はないって事なんだと思います。おかしな話ですよね・・・10社なら絶対に9社は赤字になるはずなのに。

しかもさらに衝撃的なのは、10社なら10社すべてがユーザーに連絡が取れて査定を出来るわけではないんです。

車一括査定サイトの評判や口コミで「車買取店の電話がウザい」とかって書かれているのを見た事がある方もいらっしゃるかもしれませんが、車一括査定サイトに申し込むとかなりの早さで車買取店から電話がかかってきます。この電話が原因で車一括査定は悪評が立ってしまっていたりしますが、電話が早く沢山かかってくるのには理由があるんです。

車買取店が申し込み直後に電話をかけてくる理由

車買取店は登録直後からユーザーに電話をかけて査定のアポを取ろうとします。

ユーザーが登録した直後から我先にと電話を掛けてくる理由は、ユーザーが10件の査定依頼をしたとしても実際に査定アポが取れるのは最初の4~5件までだからです。10件の車買取店が一斉に電話をしてくるのですが、ユーザーは最初の1社から5社くらいまで電話対応をしたら、それ以上はメンドクサクなってしまって電話をスルーしてしまうからなんですね。だからアポが取れる5社に入ろうと必死に電話をしてくるという訳です。

それは当然の話で、査定のアポが取れなかったら買取り業者はただ単に3000円を無駄にする事になってしまいますからね・・・

アポを取る事が第一関門なんですね。

10社のうち半分の5社は査定すら出来ずにお金を払っているのです。車買取店は絶対に儲からないと思いますよね?

しかし、多くの車買取店は車一括査定サイトに参加しているのです。登録業者が多い車一括査定サイトだと500社以上なんて場合もありますし、主要な車一括査定サイトすべてに登録している車買取店も居るくらいです。

車買取店も儲かる!

儲からなかったら車買取店はとっくに辞めているはずですが、辞めずに続けているという事は車買取店も儲かるんです。と言うかもっと詳しく言うと、儲かるようにしているんです。どうやってそんな事をしているのでしょう?

一番損をしているのは実は・・・

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結論から言ってしまうと、車買取店は車一括査定サイトに支払う紹介料を別の誰かに支払ってもらっているんです。

こうすれば車買取店にリスクはありませんよね。

「どうゆう事?いったいだれが払ってくれるの?そんなのあり得ない!」

って思いますよね?でも間違いなく他の人に払ってもらっています。

だれが払っているかと言うと・・・車一括査定サイトを利用したユーザーです。

「えー!!」って感じですよね?ユーザーの利用料は無料だし、お金を取られる事はないんですが・・・

実は利用料は取られているんです。

「利用料」と言う形で取るのではなくて「査定額から予めマイナス」しておくようにしているのです。

 

・・・・・( ゚Д゚)まじかよ・・・・・

 

って感じですよね・・・

ユーザーが気づけない所がミソ

予めマイナスされていたとしても、査定額に明確な基準がありませんのでユーザーは気付きようが無いですし、査定額は業者によって違いますので、そこが見えにくくなっているので余計にです。ユーザーがそこに気付けないという所が車一括査定サイトが成り立っている最大の理由です。

こんな感じです!

↓↓

買取り業者は一括査定サイト経由の査定は全て最初から30000円をマイナスして査定を出しているのです!(*_*)

(※30000円かどうかは一括査定サイトや選べる業者数によって変わります)

車査定額は確率を考慮している

1人のユーザーが申し込みをすると発生するコストは3000円×10社=30000円です。

この30000円を買取り店10社で負担している事になります。

最終的に買取りが出来るのは1社なので買取りが出来る確率は10分の1で、10回査定して1回成功する計算です。

つまり1回買取りを成功させるのに要するコストは30000円だと計算できます。

(10分の1なので3000円を10回払って1回成約)

その1回の買取り成功は10回の査定で何回目に来るか分かりませんので、10回とも予め30000円をマイナスしておく事で、いつ買取りが成功出来ても大丈夫だという考え方です!完全なる確率論で考えています。

 

10回の査定ですべて予め30000円をマイナスしている!

本来の限界査定額からマイナス30000円が限界査定となっています。これはその一括査定サイトに登録している買取り業者すべてが同じ事をしていて、しかも車の査定額はオートオークション落札額という絶対的な相場基準があり、その相場基準を元に全業者は査定額を算出しているので、全業者が最初から同じ金額をマイナスしても特に違和感が出る事はありません。

しかも上手い事いって10回の査定で2回買取りが出来たとしたら、次の10回は予め30000円をマイナスして査定を出さなくても良いと考えて強気に査定額を出すことが出来るようになります。

こうなると他社より数万円高い査定額を出すことが出来てしまいます!

最終的に見て、10回に1回買取りが出来ていれば一括査定サイトへ支払う情報料はペイ出来ているのでOK!

というような判断です。

このような感じで買取り業者はリスクヘッジを行っているんですね。

つまり、車一括査定サイトの中で一番損をしているのはユーザーという事です。

「なんだそれ(-_-)じゃあ一括査定サイトなんて使わない方が良いじゃん・・」

そう思いましたよね?ごもっともです!

しかし、車査定は高く売る為にも複数の買取り業者に査定依頼する事は必須で、複数の買取り業者を手間なく募る事が出来る車一括査定サイトを利用しない手はないのです。本当に楽で便利ですから。

ただ、予め査定からマイナスされるなんて嫌なので・・・こちら側(ユーザー)もリスクヘッジをしてやればいーんです。

ユーザーもリスクヘッジをすれば

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結論から言うと、車一括査定サイトで募った業者の他にも自分アポで1社だけ査定依頼をしておく事です!

 

この場合自分アポの1社は車一括査定サイト経由ではないので、最初からマイナス査定を出してくるような事はありません。車一括査定サイトで最高査定額が出たら、その最高査定額を自分アポの業者に伝えて交渉する事で、車一括査定よりも高い査定額を引き出すことが出来るって事です。車一括査定サイト経由の業者の査定額はマイナス査定になっていますからね。

これが車一括査定サイト経由の買取り業者だけだったら最初からマイナスされて査定が出ているので、「サイト利用料のマイナス分」だけ損をする可能性が有りますが、こうする事でそのリスクを回避出来ます!!

それなら「最初から一括査定サイトなんて使わずに一社一社当たって行けば良くない?」なんて思うかもしれませんが、自分で業者に一件づつ連絡をするのはめんどくさいので、自分アポの1社以外の業者は効率よく車一括査定サイトで集めたほうが絶対に効率的です。

それに、もしかしたら一括査定サイト経由の業者の中から最高査定額を出してくる業者が出て来る可能性も無い事はないです。こんな感じです

一括査定サイト業者を複数社 + 自分アポ業者1社

この図式です。

リスクヘッジをした査定の具体的な手順は?

まずは一括査定経由の業者で査定額を競ってもらい、1社まで絞って最高査定額を出してもらいます!!

このようにして1社まで絞ります!

↓↓

全ての査定額が出揃ったら一番安い査定額の業者にこう言います!

「他社がもっと高い金額を出してくれてます!御社の限界査定額をお願いします!!」

一番安い業者にこれを繰り返して1社まで絞ります!!(この1社の査定額は予めマイナス30000円となっています)

 

そしたらいよいよ本番!!

 

今度は自分アポの買取り業者に査定をしてもらいます!

その時に「実はすでに一括査定サイトで複数の業者に査定してもらって最高査定額を出してもらっています!」と伝えましょう!!

その時に具体的な金額は口に出してはいけません!!(ここまで来てもこれは絶対です)

その代わり、どのような方法で最後の1社まで絞ったかを伝えてください!

 

そうすると

 

自分アポの業者も一括査定サイト業者の査定額が通常の査定よりも安くなっている事は理解しているし、最後の1社まで絞った方法を知る事で、

「かなり限界査定額まできているんじゃないか」と考えるはずです。。

そして相場より少し安い査定額になっている事がわかっているので、その分をプラスした査定額を出してもらう事が出来るようになるのです!!

 

査定額は一括査定経由だろうがどこの買取り業者だろうが上限金額は一緒ですので、こうする事で最終的に一括査定経由の業者が予めマイナスしていた利用料分だけ高い査定額を出してくれると思います!

(一括査定サイト経由の業者は最初にマイナスしている金額分だけ査定が低くなっているはずなので)

狙いは最初から自分アポの業者に売る事。

車一括査定サイトを利用したら絶対にその中の業者に売らなければいけない決まりはありません。ですのでもしこの方法を徹底しても、一括査定サイト経由の業者の方が査定額が高いようでしたらその業者に売れば良いだけです。

こうする事でユーザーは一括査定サイトの利用料金を取られずに済みます!

こんな感じで「自分アポの業者も使う」という保険を掛けておけば損をするリスクは少なく出来ます。

あくまでも理論上の話しなので例外はいくらでもありますが、理論としてはだいたい合っていると思いますので、参考にして頂ければと思います。

絶対に気を付けなければならない注意点

これを徹底できないとすべてが上手く行きません。

それは「他社の査定額を言わない事」です。これを言ってしまったら交渉は失敗しますよ。

 

もし言ってしまったら業者にこのように言われてしまいます。

↓↓

「今の最高査定額が50万円という事なので、今ウチで決めてもらえるなら52万円を出します」

「今ウチで決めてもらえるなら」というような、業者側に他社よりも高い査定額を出す為の条件を出される事になってしまうのです。

 

業者が出してくる条件とは基本的に「即決」です。こうなると交渉は難航します。

52万円どころかもっともっと上を目指せたはずなのに・・・その流れが途中で止まってしまいます。

ですので「他社の査定額や希望額」は絶対に口に出さないようにして、常に相手のベストだけを求め続けましょう。

まとめ

車一括査定サイト運営会社に支払われる情報料はユーザーが支払う構造となっていて、損をしているのはユーザーです。
車一括査定サイト以外にも、1社だけ自分で直接アポを入れて査定依頼をしておくこと査定額を損するリスクを減らす事が出来ます。

すこしメンドクサイかもしれませんが、少しの損もしたくない人は参考にしてみてください。

 

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