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残クレとは!?メリットとデメリット、リースとの違いなどを徹底解説!
車はほんとに贅沢品だと思います!
車の維持費って高いと思いませんか!?
ローン代、ガソリン代、整備費、駐車場代、保険代などなどホントにバカになりません!
自分の収入じゃ、車を買うなんて不可能・・・・
少しでも毎月の支払い額を抑えたい・・・・
コストを抑えたいけど安くて変な車には乗りたくない・・・・
無理をしてでも憧れの車に乗りたい!!
こんな風に思ってる人も少なくないのではないかと思います。
「理想の車に乗りたいけど毎月のコストを少しでも抑えたい」という消費者の要望に応えた支払い方法があるのを知っていますか?
そう!残クレというやつです。
ここ数年でスタンダードな車の支払い方法になっている「残クレ」について調べてみましたので参考にして頂ければと思います!
目 次
残クレとは?
簡単に言うと、3年~5年後の下取り金額が新車価格から割引きしてもらえるローンの事です!
正式名称は「残価設定型ローン」といいます。
上の写真で言うと左の部分が支払う分で、右の部分が契約期間後の残価で最初に割引きされる分です!
新車価格から予め下取り額を差し引いた金額を毎月支払っていくので、支払い額を少なく抑えて新車に乗る事が出来ます。
残価とは?
契約期間終了後の車の価値の事を残価(ざんか)といい、買取りが保証されている下取り価格の事です。
写真で言うと、右の部分の事です。
だいたいですが、3年プランで残価(下取り価格)が40%、5年プランで30%と考えれば良いと思います。
残価の価格は下取り価格が元になっているので、設定が低くなっています。
つまり残クレで支払う金額は3年プランで車両価格の60%、5年契約で70%を支払うイメージです!半額に近いイメージですね!
契約期間は?契約期間終了後はどうなる?
3~5年の契約期間があって、契約期間終了後は3つの方法を選択する事が出来ます。
新しい車に乗り換える
車を返却する(下取り)
最終回の支払い(買い取る)をする。
この3つを選択する事が出来ます。
最終回の支払いとは最初に設定した残価分の事で、全部支払う事で買い取る事ができます!
しかし、買取りを選択してしまうと間違いなくトータルの支払い額が多くなりますので、残クレのメリットが無くなりますし、あまり賢い選択とは思えません!
どうしても買い取りたい場合は、最終回の支払い分はローンにする事も出来ます。
リースとは違うの?リースと残クレの違いを解説
似たようなもんですが違います!!
諸費用や整備費、税金の負担
残クレとリースとの違いですが、まずは登録費用、税金、整備などの諸費用が自分負担かそうじゃないか?があります!!
リースの場合は自己負担なしでリース料に含まれますが、残クレは自己負担となります!!
自己負担なしと言っても、その分毎月のリース料に加算されるので自己負担と一緒です!
残クレでも諸費用が支払額に含まれたメンテナンスパックが用意されていますが、これも結局は自己負担と何ら変わりません!
経費になるか?ならないか?
もう一つ大きな違いとしては、経費で落とせるかどうか?という所があります!
リースは全て経費で落とすことが出来ますので、法人や個人事業主の方にメリットがあります!
残クレは登録を「個人にするか法人で登録するか」で経費にする事も出来ますが、ガソリン代や整備費用等が全部認められるか微妙ですし、残価の部分の経理処理の仕方や減価償却がややこしかったりします。法人、個人事業主が経費で落とすにはあまりメリットがあるとは言えません!
契約期間と解約
リースは基本的に解約が出来ません!どうしても解約をする場合は残った契約期間分のリース代をまとめて支払わなければいけませんので、かなり損をする事になります!!
その点、残クレは途中で車を売ってしまう事も出来ますので、なんかあったら車を売却して清算する事も出来ます!
残クレの支払いイメージ
車両価格300万円の場合のイメージ
※支払いのイメージの為、金利分は考慮していません。また、頭金、ボーナス払いなども計算していません!
【3年契約で残価が140万円だとすると】
300万円-残価140万円=160万円を3年で支払うプランで新車購入が可能という事です!!
160万円÷36ヶ月=44444円が毎月の支払い額となります。
【5年契約で残価が60万円だとすると】
300万円-残価60万円=240万円を5年で支払うプランで新車購入が可能という事です!!
240万円÷60ヶ月=40000円が毎月の支払い額となります。
【通常ローンの場合】
5年の通常ローンなら、300万円÷60ヶ月=50000円が毎月の支払い額となります。
3年と5年の毎月の支払い額の違いは?
3年でも5年でも毎月の支払い額はそこまで変わりません!
残クレと通常ローンの毎月の支払い額の差は、
3年契約で5000円弱、5年契約で10000円安く抑える事が出来ます!
5年が一番安く抑えられますが、5年は長いしその間にフルモデルチェンジをしてしまって、一個前のモデルを乗っている期間が出て来たりしますので、個人的には5年60回で残クレはあまりメリットが無いような気がします!
5年も払うならもう少し頑張って通常ローンで購入した方が払い終わった時に自分の物になるのでそちらがおすすめです!
残クレのメリットデメリット
残クレのメリットは!?
最大のメリットは毎月の支払い額を安く抑える事が出来るという事!!
新車を半値に近い価格で買える!
それと、ほぼずっと現行モデルの新車に乗り続ける事が出来るという事です!
3年なら車検もありません!(5年の場合は車検代も込みのパックあり)
毎月の支払いを抑えながら3年で新しいモデルの車を乗り継いで行く事こそが残クレの良い所ではないかと思います!
残クレのデメリットは!?
トータルの支払い額は高くなってしまう!!
ペナルティがあります!!
ペナルティの対象
契約期間内の走行距離に縛りがあって定められた走行距離をオーバーしてしまうと距離に応じて罰金があります!
走行距離が多くなると残価(下取り価格)が下がる事になるので、その分をペナルティとして罰金を支払わなければいけなくなっています。
走行距離の縛りは1年で1万㎞が目安なので、3年契約なら3万㎞をオーバーすると罰金が発生するイメージで良いと思います!(これは各社で違うと思います)
他にもペナルティになる要素はあります!
例えば事故歴やキズ、へこみ、シートの汚れなどです!
あとは、定期的な点検、整備を受けていないのもペナルティになります!
契約終了後は中古車として転売、または店頭販売されます。
査定価格が下がる要素には一定の基準を設けて、その基準を超えてしまうと罰金が科せられるようになっています!
ディーラーも損をしないようにしっかりと対策をしてきていると言ったところです!
残クレがおすすめな人
1個前のモデルとかには乗りたくない人・現行のモデル以外には乗りたくない人
常に新車に乗っていたい人!3年で乗り換えをしていきたい人
月々の支払いを安くしたい
月の走行距離が1000キロ以下の人(基準は1年で1万キロなので3年契約だと3万キロで、これ以上になると距離オーバーのコストが発生します。)
憧れの高級車に乗りたいと思っているけど毎月の支払いを少なく抑えたい方
総支払は高くなりやすいですが、それでも月の支払いを抑えたい方。
残クレのまとめ
3~5年後の下取り価格を新車価格から割引してもらえるローン
毎月の支払い額を少なく抑えて新車に乗る事が出来る
まだ下取り価格が高い3年を目安に乗り換えて行くのが理想的
契約期間終了後に買い取りをすると、トータルの支払い金額は高くなる
毎月の支払い額を抑えられるが、走行距離などの縛りがある
毎月の支払い額を抑えて憧れの新車に乗る事が出来る
現行モデルに乗り続ける事が出来る
残クレは良い部分も悪い部分も両方あります!トータルの支払い金額よりも毎月の支払い金額を安くしたいならメリットがあると思います!
個人的な意見ですが、
車を買うというよりはリースだと考えて、「3年で新車に乗り継いでいく」というイメージで良いと思います!!
どのように支払ったとしても劇的にお得になる方法は無く、どのような形でも最終的に見るとたいして損得は変わらない気がします!
とにかく毎月の支払い額を安く済ませたいなら残クレはおすすめです!!
この記事をここまで読んでいるという事は、新車を残クレで検討しているのでしょうか?
もしそうなら、今乗っている車を売却する時に下取りだと安くなってしまうので、一括査定サイトの買取りをお勧めします!
買取りは下取りに比べて数十万円も高く売れる事は珍しくありませんので、残クレの頭金を少しでも多く捻出する事が出来ると思います!
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